日曜日のエンデューロレースを語る前に、前日の話から始めよう。
先週、NONちゃんがスーパーノーマルを買った。初めてのダートがレースだとちょっと無理ということで、土曜日にダート工業コースを走ることになった。お昼の1時に集合、メンバーは、NONちゃん、かなもっちゃん、カトー君、イトーちゃん、私の5人。イトーちゃんは、昔、朝錬でもう二度とこのコースは走らないと行っていたが、当日の朝に急に参加表明が来た。後で聞くと、清滝を上らないといけないことを忘れていたらしい。いつものコースを走り、清滝の上りへ…NONちゃん速い。かなもっちゃん&カトーくんと一緒に上っていく。私はかなり遅れてしまった。
ダート工業をぬけて、山道に入る。山頂まで上って、1/3ぐらい下った時にウェストバックが無くなっている事に気づく。落としたことさえも記憶に無い。ということで、私だけ下ってきた道を全力で登り、山道の入り口近くで発見。どうやら、転びそうになったときに落としたらしい。で、再び山頂まで全力で上り、みんなと合流した。かなり体力消耗し、私の今回のレースは前日に終わってしまった。夜はレース会場でキムチ鍋をするのでその材料を買いに行く。
で、レース当日。予想通り足は筋肉痛、腰も少し痛い。参加するみんなを車でピックアップしながら柴田ファームを目指す。柴田ファームが近くなるにつれて雪が降ってきた。最悪のコンディション…
通常であれば、到着後、試走に出るのだが、寒いし雪積もっているしそんな気にはならない。
まずはこの状況を何とかしなければ・・・いけない。まずは、車を2台並べて、その上にブルーシートを張り屋根代わりにすることにした。スパイク号は上にキャリアがついているので、そこにブルーシートを固定。ロゴ号は、そんなものが無いのでドアで挟む事に。一応出来たけど、低すぎてダメダメ…どうしようかと考えていたら、カトー君が、テントセットを持ってきていた。そのセットからペグと紐使って無事にブルーシートで屋根を作ることが出来た。朝、待ち合わせした際に大きな荷物だなぁ〜と思っていたら、こんな準備をしているとは、さすがカトー君。
早速、お湯を沸かす。サポートのサエキ曰く、店長が紅茶セットを入れておいてくれてるとの事。が、そんなものはまったく無い。全員でブーイング…店長のうそつきー!。たまたま私が買っておいたコーヒーを回し飲みにして暖まる。寒くて凍えているので、とっとと、なべの準備をすることに。まずはカトー君のリクエストに応えたサエキがサンタの格好をする。さらに、トップバッターのイトーちゃんもサンタの格好をしてレーススタート。
私は、4番目を走った。寒いし雪だし、カッパを着て走ることにした。レースのコースは道幅は広いのだが、雪で道はドロドロヌルヌル最悪だった。一周すれば自転車は泥だらけ、二周すれば、チェーンに泥が詰まってチェーンが外れることも…。最悪だった。でも、悪すぎて楽しくなってきた。NONちゃんも、クールな顔をしながら口元は笑っていた。みんな、凍えていたけど楽しかった。
さて、クッキング大賞の審査を兼ねて八代さんがやってきた。みんな大喜び!サエキはズボンを抜いて白タイツモードでMax化し、NONちゃんは飛び跳ねすぎてスパイク号のリアハッチに頭をぶつけるし…八代さんもキムチ鍋も喜んで食べてくれた。
レースのことはどうでもでもよかった。順位なんでまったく関係なかった。
さて、サエキのサンタ姿とNONちゃんの一発芸で、見事ピット大賞を貰った。レースの順位で賞を貰うよりもうれしかった。
順位なんて関係ない、こういうレースがイイ…
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